【月読宮】4つのお宮が並ぶ神秘的な伊勢の別宮

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はじめに

伊勢神宮の内宮(皇大神宮)には、4つの別宮があり、そのうちのひとつが「月読宮(つきよみのみや)」です。

内宮の中心である天照大御神の弟神にあたる月読尊(つきよみのみこと)をお祀りしている神社で、
とても静かで、清らかな空気に包まれた場所でした。

私が訪れたのは、伊勢神宮内宮の参拝後。

おはらい町通りから少し離れた場所にあるので、観光客で混雑することもなく、ゆったりとした気持ちで参拝することができました。

アクセス

月読宮は、伊勢市駅から徒歩約20分ほどの場所にあります。

内宮からは徒歩約15〜20分。タクシーでも行けますが、道中の街並みを楽しみながらの散策もおすすめです。

私も、内宮を参拝した後に歩いて向かいました。

静かな参道を歩く時間も含めて心が整っていくようでした。

月読宮のご祭神と由緒

ご祭神

月読宮は、月読尊(つきよみのみこと)を主祭神とし、
以下の4つのお宮が横並びに建てられています。

月読宮(つきよみのみや)

月読尊をお祀りする

月読荒御魂宮(つきよみのあらみたまのみや)

月読尊の荒御魂をお祀りする

伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)

月読尊の父神、伊弉諾尊をお祀りする

伊佐奈弥宮(いざなみのみや)

月読尊の母神、伊弉冉尊をお祀りする


この4つのお宮が一直線に並んでいる光景はとても印象的で、どれも厳かで神秘的な雰囲気を放っていました。

月読尊とは?

月読尊は、天照大御神と須佐之男命と並ぶ三貴子の一柱で、月の神様として知られています。


夜の世界、静寂、直感、内面性を象徴する神さまとも言われ、心を落ち着けたいときや、自分自身と向き合いたいときに参拝するのにぴったりの場所だと感じました。

私が参拝して感じたこと

月読宮は、内宮や外宮と比べるととても静かで、まるで森の中にひっそりと佇む隠れ家のような雰囲気です。

鳥のさえずりや木々の音に耳を澄ませながら歩いていくと、自然と心がスーッと落ち着いていきました。

境内に入っても混雑はなく、4つのお宮をそれぞれゆっくりと丁寧に参拝できたことも嬉しかったです。

また、空気が本当に澄んでいて、どこか時間が止まったような感覚に包まれました。

にぎやかな伊勢神宮の本宮とはまた違った、深く穏やかな空間でした。

月読宮の魅力まとめ

  • 月の神「月読尊」をお祀りする、内宮の別宮
  • 月読尊の荒御魂・父神・母神も一緒に祀られている珍しい構造
  • 内宮から少し離れて、静かに自分と向き合える場所

まとめ

月読宮は、伊勢神宮内宮の中でも特に静けさと神秘を感じられる場所でした。

外宮・内宮を参拝したあとに、自分の心と丁寧に対話したいときに訪れると、特別な気づきを得られるかもしれません。

内宮から少し足を延ばして、ぜひこの穏やかな空間を感じてみてください。


YumiiRoomより

月読宮に参拝した日は、少し肌寒い風が吹いていて、静かな森の中でひとり、手を合わせている時間がとても印象的でした。

誰かと話すでもなく、ただ自分の心と向き合う。

そんな贅沢な時間を過ごせた気がします。

4つのお宮を順に参拝するスタイルは珍しく、不思議な感覚でした。

本日も読んでいただきありがとうございます♪

Yumii:ゆみい

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